捨てるならお風呂に入れちゃえ!
photo by Pinterest
皆さんは普段入浴剤を使いますか?
シャワーだけで済ませる人も多いですから、入浴剤にそんなにこだわりがない人も多いかもしれません。
でも、入浴剤を使ったほうが肌が乾燥しにくかったり、血行が良くなったり、保温効果が長続きしたりとメリットはたくさんあります。
実は入浴剤をわざわざ買わなくてもいいんです。
というのも、家の中にはお風呂に入れると美容効果があるものがたくさん♡
それに使うのは、もう要らないものや余っているものでOK!
身近なもので入浴剤代わりになるものを、まとめてみたので是非参考にしてください。
飲み物編
牛乳
photo by Wallpaper
肌の乾燥を防ぐ保湿、保温効果に優れる牛乳は、美白効果も抜群♪
お肌をしっとりスベスベにします。
牛乳は弱酸性なので、敏感肌の人でも安心して使えます。
ただし牛乳は傷みやすいので、入れたらすぐにお湯に浸かりましょう。
浴槽が傷まないように、お風呂あがりはすぐにお湯を抜きましょう。
目安は【コップ2〜3杯】
賞味期限切れのもので、ニオイがひどくなければそれでもOK!
コーヒーのかす
photo by Pinterest
発汗作用があるコーヒーは、汗をたくさんかいてお肌をつるつるに。
肌を柔らかくしたり、セルライトを除去する効果もあるので、気になる部分に擦り込むのもOK!
コーヒーかすをお茶パックなどに入れてお湯に浮かべるか、濃いめのコーヒー2〜3杯をお湯に入れてください。
緑茶
photo by Wallpaper
殺菌効果のある緑茶は水虫の改善、肌荒れ、かさつきなどの皮膚トラブルを改善してくれます。
硬くなった角質を柔らかくする働きもあり、お肌をスベスベに。
冷え性解消にも効果があるんです。
使うのは出がらしでOKなので、それをお茶パックの入れてお湯に浮かべましょう。
出がらしを使わないときは、【大さじ2】ほどの茶葉を熱めのお湯に入れてフタをして蒸らしましょう。
紅茶、ハーブティー
photo by Wallpaper
昔から火傷の薬として使われてきた紅茶は、炎症を抑える効果があるので日焼けした肌を労ってくれます。
ウーロン茶は保湿効果、ジャスミンティーにはリラックス効果があります。
ジャスミンの香りには、女性ホルモンのバランスを整える効果があるので、生理痛が辛い人や生理前の肌荒れに悩ませている人にオススメです。
目安は【ティーバック3つ】
たくさんあるならもっと入れてもいいですし、濃いめの紅茶を作ってそれをお湯に注いでもOK。
ティーバックを入れるときは、少し熱めのお湯でフタをして蒸らすのがベスト♪
ワイン
photo by Wallpaper
血行を良くしてくれるワインは冷え性や肩こり解消に効果があり、体を温めてポカポカに♡
お湯の色も香りも良く、リラックス効果もあります。
またワインの渋み成分であるタンニンが肌を引き締め、若々しくスベスベなお肌へ。
乾燥肌でお悩みの人は白ワインがオススメです。
赤ワインの場合は浴槽に色が移ってしまわないように、お風呂あがりはお湯を抜いてすぐに洗いましょう。
高価なワインの方が良いというわけではないので飲み残し、安いもので十分です。
目安は【コップ2杯】
日本酒
photo by Pinterest
体を芯から温めてくれる日本酒は、血圧も安定させる効果があります。
美肌効果も抜群で、シミの原因になるメラニン色素の生成を抑える働きがあるので、くすみのないクリアな肌へ。
肌のアンチエイジングに効果があります。
40℃弱の少しぬるめのお風呂で試しましょう。
コップ一杯から一升瓶丸々など、入れる量は人によってさまざま。
お酒のニオイが苦手な人は【コップ1〜2杯】で十分効果があるので、たくさん入れなくても大丈夫♪
ビール
photo by Pinterest
ビールの本場、ドイツではビールをお風呂に入れるのは珍しくなく、体内の機能を再生し、肌をキメ細やかにする美肌効果があるんです。
ビール酵母は肌を引き締めてツルツルに、それに髪にハリを、爪にツヤを出す効果があるので全身に使えます。
ニキビ、肌の炎症を抑えるほか、乾燥した肌に潤いを与える効果もあるので、肌トラブルにお悩みの人は一度試してみてはどうでしょう?
毎日使える家に必ずあるもの
塩
塩は発汗作用があるので、汗をたくさんかくことで肌の代謝、保湿効果がアップします。
塩分が毛穴に浸透して、汗と一緒に毛穴に詰まった汚れを取り除き、古い角質も落とします。
そして保温効果もあるので、お風呂上がりに体が冷めにくいので、冷え性の人にピッタリ♡
血行も良くするので、肩コリや腰痛、むくみの解消にも効果あり!
メリットがたくさんあり、肌にも優しいのでどなたでも使えるのが嬉しいですね。
粗塩や岩塩など天然のもので精製されていないものがオススメです。
目安は【使い始めは30〜50g】、【慣れてきたら一掴み】、【たくさん動いて疲れた日はなんと1kg入れてもOK】
砂糖
肌を柔らかく保湿もしてくれる砂糖は、入浴で失いがちな肌の潤いをしっかり守ります。
また濡れた肌に擦り込むようにマッサージすれば、シュガースクラブとしても使えます♡
マッサージのあとによく洗い流せば、古い角質を落としてツルツルなお肌へ。
目安は【大さじ3〜5】
汗をかいてデトックスしたいなら塩、お肌を保湿したいなら砂糖を使いましょう。
その他オススメ
化粧水
photo by Pinterest
顔に使うと潤いすぎてベタベタ・・、使い心地がイマイチだった化粧水はお風呂へ入れちゃいましょう。
サラサラタイプより、しっとりタイプの化粧水の方が◎
普段はあまりお手入れが行き届かない首やひじ、背中やお尻など全身が潤います♡
少量だとあまり効果が無いので、思い切ってドバドバ入れましょう。
なんだか贅沢なお風呂ですね。
普段から継続して使いたい人は、経済的でエコな詰め替えタイプを使いましょう。
はちみつ
photo by Wallpaper
保湿効果抜群のはちみつは、ビタミンB群やビタミンC、カリウムなど美肌のためには欠かせない成分がたっぷり♡
毛穴の汚れも浮かせるのでお肌がプルプルモチモチになりますよ。
冷え性改善にも効果があります。
顔にも髪にもいいので、全身が潤いますよ。
目安は【大さじ1〜3】
フルーツの皮
photo by Pinterest
①りんご・・ペクチンを豊富に含んでいるりんごの皮には、美肌効果や香りによるリラックス効果に加え、疲労回復や冷え症の予防&改善など、嬉しい効果が期待できます。
②みかん・・みかんの皮には油分が含まれるので、冷え症の改善や、お肌をつやつやにしてくれる効果が期待できます。
③ゆず・・血行促進や美肌効果、リラックス効果などが期待できます。
④レモン・・皮から溶け出る成分が、美白美肌効果や保湿、リラックス効果などたくさんの美容効果が。
※フルーツの皮は天日干しなどでしっかり乾燥させてからお風呂に入れましょう。
特に柑橘類の皮は、生のまま入れると肌トラブルの原因になることも。
またお湯の温度が高いと、肌がピリピリと刺激を感じることもあるので、お湯の温度と使用量には気をつけましょう。
アロマオイル
photo by Pinterest
これは普段から使っている人も多いかもしれませんね。
でも気をつけたいのが、アロマオイルはお湯と混ざりません。
ということは、香りが良くリラックス効果はあるのですが、オイルはお湯の表面上に浮いた状態になり、お風呂上がりは肌に原液がついてしまいます。
アロマオイルは天然のものでも、とっても高濃度。
そのため、それが原因で肌荒れを起こすこともあるので、キャリアオイルや乳化剤でアロマオイルを薄めてからお湯に入れましょう。
キャリアオイルはホホバオイルやアーモンドオイルが使いやすいのでオススメです。
重曹
ワキガや加齢臭など体臭の消臭効果がある重曹は、皮膚の余分な角質や皮脂を柔らかくするので、洗い落としやすい状態にしてくれます。
そのため体臭の原因となる汚れを取り除き、お肌もスベスベに。
目安は【大さじ1〜3】で、まずは大さじ1から始めましょう。
しかし重曹風呂には注意点もいくつかあり、
①毎日使うと肌のアルカリ性成分が強くなりすぎて、一部の菌が繁殖しやすくなります。
②敏感肌の人は使い続けると、肌荒れを起こす原因になるので、重曹を入れたお湯で顔を洗わない。
③必ず食用の重曹を使う。
④重曹風呂から上がるときは、シャワーでよく体を洗い流す。
(重曹が肌に付着したままだと、肌の水分が蒸発しやすく乾燥の原因に。)
週一回の使用が理想です。