2016年3月某日、東武線牛田駅付近(東京都足立区)で電車が緊急停止するという出来事がありました。
理由は踏切の遮断機内部(線路内)に女性が立っていたとのこと。
何か発作や怪我、助けを求めているのか、はたまた自殺願望があるのか・・さまざまな憶測が飛び交いますが、その女性は何をしていたのかというと、
スマートフォンを操作していたのです!
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つまり、
歩きスマホをしていた
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遮断機の警報音に気づかずそのまま歩く
↓
目の前に降りてきた遮断機の棒が見えて止まる
↓
スマホに夢中で自分が線路内に立っていると気づかなかった
女性は遮断機の外側で電車の通過を待っていたつもりで、何の悪気も無かったようですが、さすがにこれには駅員も呆れたでしょうね。
幸い、牛田駅手前では電車が速度を落として走行していることと、駅員のとっさの判断によって大事故は免れましたが、普通なら電車は緊急停止しても間に合いませんから即死ですよね。
この女性は事の重大さがわかっているのでしょうか。気になるところです。
「いくらスマホに夢中でもこれはありえない」と思った人もいるでしょう。
しかし歩きスマホによる事故や怪我、そして死亡事故が近年耐えないのです。
・赤信号に気づかず横断歩道を渡ってしまった
・幼児にぶつかり大怪我を負わせてしまった
・駅のホームから転落
・階段で足を踏み外し、何人も巻き込んで大怪我
など、他人を巻き込んだ怪我や駅のホームや階段など駅での事故が多いようです。
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中にはぶつかっておいて、「避けなかった方が悪い」「みんなやってるんだから自分だけに注意されても困る」などと言う人もいるくらいなので、本当に困ったものです。
世界的にも歩きスマホは問題になっている
日本では比較的まだ軽視されていますが、アメリカのニュージャージー州やニュージーランドでは歩きスマホをすると罰金がとられます!
日本円にすると5000円〜1万円ほどと決して安くはなく、交通違反に匹敵するほどの金額です。
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自転車に乗りながらのイヤホン使用や傘さし運転が罰金の対象になったように、近い将来日本でも歩きスマホの罰金制度が導入される日が来るかもしれませんね。
実際、今すぐ罰金制度を導入すべき!という声も多いようですよ。