ボーっと、ただただボーっと。それが呆活(ぼうかつ)。
仕事や学校のときはもちろん、休みの日も予定ギッシリ、電車やバスなど移動中も本を読んだりメールチェックしたり、寝る直前までパソコンやスマホを見たり。
何かと忙しい現代人。ボーっとする時間なんて無い!なんて人も多いと思います。
そもそもボーっとする時間がもったいないと思っていませんか?
でも、実はそんなことはありません。
というのもビックリ!
脳はボーっとしているとき、通常の20倍働いているんです!
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目の前のものや作業とは無関係なことを考え始めてしまうこと、つまり、心ここにあらずな状態なことを「デフォルトモードネットワーク」と言います。
意識は何も働いていなくても、脳はフル回転な状況。
何も考えていないのに、こんなにも脳は活発に動く理由は?
それは「心」をつくっている時間だからです。
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ボーっとしているとき、脳は「自己認識」「記憶」「情報の統合」を行っています。
実は、複雑な問題の分析や考察をつかさどる脳の部分が、一斉に活発になるのは無意識のときだけなんです。
それ以外は、どうしても何か他のことを考えてしまいますからね。
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どんなときに脳が20倍の働きをするのでしょうか?
①シャワーを浴びているとき
このときはシャワーを浴びる以外は何もしていないので、いいアイデアが思いつきやすいと言われています。
②落書きしているとき
無意識に完成図をイメージしながら書いているので脳は働いているのです。
③ただ音楽を聴いているとき
大事なのは〇〇しながらではなく、音楽だけを聴いているとき。
特に好きな曲を聴いているときは活発に動いています。
逆効果なのは、ネットをしているとき。
さまざまな情報が大量に、一気に入ってくるので意識が刺激されてしまうのです。
一日5分ほどでも効果があるので、意識的にボーっとする時間を作ってみてはいかがですか?
呆活で、心の余裕を取り戻していきましょう♪