星の命名権は買える！？誰でも◯万円で星に名前がつけられる

お金を払えば星に名前がつけられる！

星に名前がつけられるのは、その星を見つけた人だけの特権・・ではないんです！
実はお金を払えば誰でも星の命名権が購入可能！
つまり、あなたも星に好きな名前をつけることができます。

そもそも星の名前ですが、

【彗星は必ず発見者の名前をつける】

ハレー彗星の天体写真

彗星は自動的に発見した人の名前がつくようになっています。
彗星とは太陽系小天体に分類され、日本では箒星(ほうきぼし)とも呼び、写真では尾を引いたように写るため流星とよく間違えられます。
ハレー彗星やエンケ彗星などが有名ですが、岩本彗星、小林彗星など日本人が発見した彗星も数多く存在します。
複数人がそれぞれ独立して発見した場合は、発見した順番が早かった3名までの名前がつけられます。

例えばヘール・ボップ彗星は、アメリカ人のアラン・ヘール氏と同じくアメリカ人のトーマス・ボップ氏の2名が、お互いのことを知らずに発見したので、このような名前になりました。

【小惑星は発見者が名前を提案】

photo by Pinterest

新しく小惑星が発見された場合、発見されてから起動何周分なのかが観測され、軌道がわかるとまずは番号がつけられます。
そしてそれと同時に発見者に名前を提案する権利が与えられます。
名前をつけるには制約もありますが、条件の範囲内で好きな名前をつけることができます。
条件の例として、「商業目的の命名は認められない」「政治または軍事に関連する事件の名前をつける場合は、それが起きてから100年以上経過していること」「その名前が発音可能であること」などがあります。

ではもし星の命名権を購入した場合、どんな星に名前がつけられるのでしょうか？

名前をつけることができる星とは？

photo by Pinterest

現在約47万5000個もの星があり、その中で名前がついているのは一等星など、実はごくわずかだけなんです。
名前のない星のほうが多いので、星の命名権もそんなに高くありません。

気になるそのお値段、なんと約3万円！！

意外とリーズナブルでビックリしませんか？
もっと数十万円とか、高価なイメージをしていた人が多かったのではと思います。(私がそうでした。笑)

星の命名権を販売しているウェブサイト、【スターネーミングギフト】の場合、お値段は2万9000円で、命名した星は日本を含む全世界で実際に観測することができます。
しかも、ここで名前をつける星は全て天体望遠鏡が無くても肉眼で確認できるので、家族で星に名前をつけた場合、子どもたちと一緒にいつでも星を見ることができます。

他にも、

①好きな星座が選べる
特定の星を指定することはできませんが、好きな星座を選ぶことができます。
ただし自分の誕生日の星座を希望する場合は、誕生日当日はその星は昼間に空に昇っていることになるので、観測できないので要注意。

②名前の字数制限
名前は35文字以内なら、自由に命名することができます。
あなたがつけた名前は永遠に残り、その星に他の誰かが違う名前をつけることは絶対にありません。

③登録日は過去未来自由！
登録日は実際に申し込む日ではなく、結婚記念日や誕生日、自分にとって大切な日、未来でもいつでもOK！

④申込みはネットで簡単
申込みは特別な申請などは必要なく、ネットでいつでも簡単にできます。
申込みから、14日程度で登録証明書が家に届きます。

登録証明書がちゃんと発行されるので、お店をやっている人はお店に飾ったり、大切な人の名前をつけたり、記念日を登録日にしてプレゼントするのも素敵です♡