近年の断捨離ブームに物申す?
「片づけられない女」「ゴミ屋敷」「汚屋敷(おやしき)」など部屋が散らかっている人を取り上げるテレビや雑誌が、ここ最近多いですね。
家が汚い人に対するイメージは、だらしない、不潔、物を大事にしないなどマイナスなものばかりですが、実はそんなことはない!というのが最近になってささやかれているんです。
部屋が散らかっている人の共通点、それはクリエイティブな人が多いということ。
スティーブ・ジョブズ、アインシュタイン、マーク・トウェインなど歴史に大きく名を残す偉大な人たちも机や部屋がいつも散らかっていたんだとか。
実際ネットで「天才 部屋」と検索しても、たくさんの写真が出てきます。
坂口安吾(昭和初期に活躍した小説家)
スティーブ・ジョブズ(Apple社を創立した一人)
芸能人にも自宅がゴミ屋敷状態の人は多い
片付けられない人ほど創造性が豊かな理由
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自分だけが体感できる使い勝手の良さがある
散らかっていると感じるのは実は第三者だけかもしれません。
もちろん整理整頓はいいことです。
しかし、散らかっているように見えて、山のように積み上げた書類もよく使うものを上の方に置いていたり、無造作に転がったペンもちゃんと手の届く距離に置いていたり、自分がくつろぐスペースにはモノが無かったり、とその部屋を使う人のルールがあったりします。
「毎日のように使うものを、いちいち片付けるのは時間がもったいない」
整理整頓の優先順位が、片付けられない人たちにとっては下の方にあるのです。
つまり散らかった部屋は、その人にとって一番快適に作業ができる空間なのです。
部屋が汚い=心と頭の中も乱れいるわけではない
殺風景な部屋からは何も生まれない?
モノがたくさんある状態から、新しいアイディアが生まれることもあります。
キレイ好きな人からすれば、ちょっとでも散らかっていると「早く片付けなきゃ」「寝るのは片付けてからにしよう」と意識がそればかりになってしまうかもしれませんが、いつも散らかっている人からすればそれが日常なので、新しいことや仕事のことなど、じっくり考えることに集中できるのかも。
思いついたことから作業を始める
何でも完成させるのには時間がかかります。
途中で考えが変わったり、途中まではアイディアが浮かんでいたり。
やりかけの状態のままにしておいて、また思いついたらすぐに作業を始める・・というのがいくつもある状態が、いわゆる散らかった部屋なのかも。
字が汚いのは◯◯だから?
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部屋のことからは話がちょっと脱線しますが、字が汚い人には頭の回転が早い人が多いと言われています。
思考に手が追いついていない、イメージやアイディアが一度にたくさん出てきて早く書き留めようとするからなんです。
今まで字が下手なことにコンプレックスを抱えていた人は、実はアイディアがたくさん出てくる、ひらめきの天才だったのかも?
まとめ
片付けてもすぐに部屋が散らかってしまう・・と思い悩んでいたそこのあなた。
実は創造性が豊かなクリエイティブな人だったのかもしれませんね。
自分が使い勝手がいい空間なら、もうそのままでいいのかも。
ただし今回の記事は、ゴミ屋敷を推奨したり、整理整頓は時間の無駄だとかそういうものではなく、新しいアイディアが思いつきやすい、クリエイティブな人には部屋が散らかっている人が多い、ということを紹介したものなので、その点はよろしくお願いします^^;笑