10代に感染拡大!クラミジアの症状と予防法

感染者は増えるいっぽうなのに、なんと自覚症状が無い女性が8割!クラミジアってどんな病気?

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10代に感染拡大!クラミジアの症状と予防法




クラミジアという性病を知っていますか?

クラミジアは性病(性感染症)の中でも感染率が一番高いため、感染率が毎年上昇しています。
日本人の100万人以上が感染していると言われていて、その感染率は世界でもワーストクラス・・。

若い世代を中心に感染が広がっているのですが、20代女性よりも10代女性のほうが感染率は高いので、女子高生にも多くの感染者が出ています。
その感染率は、なんと1割以上。この数字にあまりピンと来ない方も、女子高生の10人に1人は感染していると言えば、その深刻さが伝わるでしょうか。

photo by Pinterest

クラミジアは非常に感染しやすく、1回の性行為で感染する確率は50%にもなります。
オーラルセックスでも感染してしまう可能性があるため、油断はできません。

そもそも、どのような病気なのでしょうか?

クラミジアに感染すると、女性の場合はおりものの量が増えますが他に目立った症状が現れにくいので非常にやっかいです。
放置しておくと、体の内部まで感染が広がり子宮内膜炎卵管炎になってしまう危険があります。
子宮外妊娠や不妊流産や早産の原因にもなりかねません。

男性の場合は排尿時に痛みを感じたり、 尿道から透明な膿が出たりします
放置しておくと尿道から感染が広がり、前立腺炎や肝炎、腎炎などになることがあります。

女性も男性も、クラミジアは性器だけでなく喉にも感染します。

photo by Wallpaper

喉はオーラルセックスによって感染することが多いですが、ディープキスでも感染することがあり、感染すると喉に痛みが出て痰も増えます。

クラミジアは自覚症状が出にくく、特に女性は80%が自覚症状がないと言われていて、自覚の無いまま性行為が行なわれることで感染が広がっています。
これがクラミジアの感染者が増え続ける最大の理由です。

クラミジアを予防するには?

100%感染しない方法は性行為をしないことですが、これは現実的に無理ですよね。
性行為をする上で、クラミジアを予防するためには、

・最初から最後までコンドームをきちんと使用する
(最後だけ使用したり、途中で外してしまっては意味がありません)
・相手を特定のパートナーだけに限定する
(不特定多数の相手、相手が多いほど感染する確率は高くなります。これは、どの性病にも同じことが言えます)
・パートナーに感染の疑いがある場合は中断する
(相手が感染していれば自分も感染の可能性があるので、お互い検査に行きましょう)


一度検査に行きましょう

一度でも性行為をしたことがある方は全員感染の可能性があると言えます。
尿検査ですぐに感染しているかどうかわかるので、レディースクリニックなど病院で検査することをオススメします。
保健所や自治体によっては匿名無料で検査を実施しているので、最寄りの実施場所などを調べてみてください。

心配な方は自分のため、パートナーのために定期的に検査したほうがいいでしょう。

photo by Wallpaper

もし感染しても、正しく治療すれば数日から数週間で完治できるので大丈夫です。
まずは予防をしっかりすることが大切なので、自分の生活やパートナーをこの機会に見直してみてください。




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