なんだか無性に生クリームたっぷりのケーキが食べたくなったり、こってりしたラーメンが欲しくなったり・・。
無性にある味が欲しいときってありませんか?
ストレスや疲労、栄養不足や偏った食事によって、求める味は変わります。
このように体調によって食べたい味が変わることを、クレービングと言います。
食べたい味とその理由を知っておくと、自分の健康チェックができるかもしれません。
1, 甘いもの
よく疲れたときには甘いものって言いますよね。
それは疲労を感じているとき、体にグルコースと呼ばれるブドウ糖が不足しているから。
ブドウ糖はエネルギーに変わるのが早いため、自然と甘いものが食べたくなるんですね。
でも、甘いものが食べたくなるのはそれだけではありません。
特に疲れているわけでも、ストレスを感じているわけでもないのに甘いものが無性に食べたい・・。
それは「クロム」が不足しているからかも。
クロムが多く含まれているのは、上白糖やアーモンド、落花生、コーンフレークなど。
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血液中のインスリンの働きを補助してくれるもので、血液中の糖分が正常に保たれないと、甘いものを欲してバランスを保とうとするのです。
これからは甘いものを食べたいとき、ちょっと意識してクロムを含むものを食べるといいかもしれませんね。
ちなみに、甘いものには気分を落ち着かせる「幸せホルモン」ことセトロニンが脳から出やすくなる効果が♡
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確かに甘いものを食べると幸せになりますね。
2, すっぱいもの
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意外なことに、人間は本能的にはすっぱいものは嫌いなはずなんです。
それは脳が「すっぱい=腐っている」と判断するからで、その証拠に赤ちゃんはすっぱいものを吐き出します。
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それは肉体的、筋肉的疲労があるとき。
酸味の成分であるクエン酸や酢酸には、乳酸を水と炭酸ガスに分解する作用があり、また新しい乳酸が作られるのを防ぐので疲れを癒してくれます。
酸味には、リラックスやリフレッシュの効果もあります。
そして詳しい理由はわかっていないそうですが、女性は妊娠しているとき、すっぱいものを食べたくなることがよくあります。
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ホルモンの変化とも言われていますが、酸味には貧血を改善してくれる効果があるので、それが関係しているのかもしれません。
3, 辛いもの
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辛いものは好みが大きく分かれますが、辛いものが欲しいときは溜まったストレスが原因だと言われています。
人間はストレスを感じると何か違う刺激で、ストレスを消そうとするのです。
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無意識に、辛味でストレスをごまかそうとしていたんです。
でもそれでストレスが解消というわけではありません。
ストレスの原因を取り除く工夫をすることが大事なのです。
4, 塩味のきいたもの
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無性に味付けの濃い、塩辛いものが食べたいとき・・・。
これは甘いものとも似ていますが、体が疲れていたりストレスが溜まっている証拠。
塩味の欲は「ミネラル」の不足で、糖分の欲とはまた違います。
塩味が欲しいとき、ポテトチップスやファーストフード、スナック菓子などが食べたくなりますが、毎日のように食べるわけにはいきませんよね。
塩分摂取量が多いと、高血圧や動脈硬化を引き起こします。
ちょっと塩気のきいたナッツ、おかき、ポップコーンなどオススメ♪
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いかがでしたか?
そういえば・・と思い当たることはありましたか?
でもこれは、あくまでも無性に食べたくなったときの話。
大切なのは間食で補うのではなく、毎日の食事をしっかりとること。
バランスのいい食事を心がけて、体からのSOSは早めに応えてあげましょう♪