膣圧のセルフチェック法
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「膣圧トレーニング」という言葉を聞いたことありますか?
ケーゲル体操や骨盤底筋エクササイズとも呼ばれていて、もともとは尿失禁(尿漏れ)の治療のためにアメリカで開発された体操ですが、現在ではダイエットや月経前症候群(PMS)に効果があると注目されているんです。
とは言ったものの、自分の膣圧なんてわかりませんよね。
レディースクリニックなど専門の病院に行くと、膣圧計ではかることができますが、自宅でも簡単にチェックすることができます。
お風呂のときなどに試してみてください。
①まず肩幅に脚を開いて立ち、リラックスした状態で指を2本膣内に挿入します。
②爪で傷つけないように、そのまま膣を締めるような感じでギュッと力を入れます。
③このとき、締めつけている感覚が指に伝わってきたら、膣圧は問題ありません。
膣圧トレーニングのメリット
膣圧をアップさせるということは、アソコの締りが良くなって感じやすくなる、彼にも喜ばれるというイメージがありそうですがそれだけではありません。
もちろん、性生活の質や満足度のアップも期待できますが、普段の生活でも女性には嬉しい効果がいろいろあるんです♪
生理痛が軽くなる
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膣圧トレーニングによって血流が良くなり、生理痛やPMS(月経前症候群)の緩和が期待できます。
生理痛の原因の一つは於血(おけつ)で、於血とは滞ってドロドロになった血液。
於血の人は経血も黒ずんだり、レバーのような塊になってしまうことがあります。
「今回の経血いつもより色が濃い」「ちょっと粘り気があるかも」と、経血がいつもと同じじゃないと感じること、誰でも一度は経験あるはず。
血流をスムーズにすることで経血も自然と排出されやすくなり、生理痛が緩和されるというものなのです。
将来の出産が楽になる
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膣圧や骨盤底筋の筋力を鍛えることで、将来の出産に良い影響を与えると言われています。
また骨盤底筋の衰えによる子宮脱も防ぐことができるのです!
出産によって女性の体は体力を激しく消耗し、大きなダメージを受けるので骨盤底筋も衰えてしまいます。
それによって、量や頻度は個人差がありますが尿漏れしてしまうケースが少なくありません。
そのため膣圧トレーニングは、若いうちからも出産後も年齢層に関係なく、積極的に実行してほしいトレーニングなのです。
※子宮脱・・骨盤内にある膀胱、子宮、直腸などが膣から脱出してくる疾患「骨盤臓器脱(性器脱)」のひとつ
美しいボディラインをつくる
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骨盤底筋が鍛えられると、それに繋がる背筋や腹筋、太ももの内転筋などたくさんの筋肉が同時に鍛えられます。
特に内転筋は美脚を手に入れるためには必要な筋肉だとも言われていて、下半身のダイエットにも効果的♡
たくさんの筋肉が鍛えられると、自然と姿勢も良くなるので体全体のバランスやラインがキレイになりますよ。
膣圧トレーニングの方法
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方法その1
①まず脚を肩幅ぐらいに開き、身体の力を抜いてリラックス。
②そこから、息を吸いながら5秒くらいかけてお尻の穴に力を入れる要領で膣を締めあげます。
③もう限界!というところで5秒間キープ。
④また5秒かけて息を吐きながら力を抜いていきます。
※これを数回繰り返しましょう♪
慣れてくると電車の中や、テレビを見ながらできますよ♡
方法その2
①足を肩幅に開いて立ち、息を吸いながら腕を肩の高さまであげます。
②息を吐きながら、膝をゆっくり曲げてそのまま20秒キープ。
③ゆっくり息を吸いながら元の姿勢に戻ります。
これを1日10回を目安に頑張ってみましょう。
トレーニングを行うときは、内ももと女性器周辺に意識を向けてみてください。
方法その3
デスクワークが多い人にオススメの座ったままできる方法!
足を組まない、頬杖をつかない、前かがみにならないで、椅子に深く座り、背中と太ももがL字になるように座りましょう。
普段、姿勢の悪い人が良い姿勢をキープするだけで、日頃使われていない筋肉が使われます。
このとき、おへその下あたりに力を入れる感じで座ってください。
方法その4
トイレのときに、尿が出ている途中で止めてみる。
これを一日一回やってみてください。
この4つが初めての人でも続けやすい方法かと思います。
膣圧トレーニングは、先ほども述べたように美容や健康にもいいので自分磨きに繋がりますし、時間をかけず〇〇しながら〜と、普段の生活の中でできるので是非やってみてください♡