肌がカサカサでかゆい!
乾燥が気になるこの季節。
肌がカサカサしてかゆくなることはないですか?
まずは自分の肌の乾燥度をチェックしてみましょう。
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①洗顔後に顔がつっぱる感じがする
②化粧ノリが悪くなった気がする
③ストレスを感じることが多い
④静電気がよく起きる
⑤睡眠不足が続いている
⑥お風呂の温度は熱めが好き
⑦化粧水がしみる
⑧一日中エアコンの効いた場所で過ごしている
⑨唇がよく乾燥する
⑩冬以外でも乾燥肌に悩んでいる
⑪保湿してもすぐに乾燥してしまう
⑫肌が粉をふいたようになる
⑬運動不足である
⑭クレンジングはオイルでゴシゴシ
⑮野菜やフルーツの摂取量が少ない
いかがですか?たくさん当てはまった人は要注意。
今は特に症状が出ていなくても、その影響は必ず肌に出てきます。
かゆみの原因と大きく関係している乾燥。
特に皮膚の薄いところは乾燥しやすく、口元や目元、ひじなどは粉もふきやすい箇所です。
肌の乾燥以外にもストレス、入浴後や運動後など体温が上がるとかゆみを感じる場合もあるので、普段の生活の中での対策も必要です。
1, 入浴
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・熱いお湯は乾燥肌の人にとって刺激が強い
・ゴシゴシ洗わず、優しく泡で洗う
・石鹸も低刺激など肌にやさしいものを選ぶ
・保湿成分配合の入浴剤を使う
・体を拭くときもタオルでゴシゴシしない
熱いお湯のほうが好きな人も多いでしょうが、乾燥しているときはお湯の温度に注意!
お湯の温度が高いほど、体の油分が奪われやすくなります。
これはシャワーでも同じ。
またボディタオルやタオルでゴシゴシするのも、肌荒れ悪化の原因になります。
そしてお風呂あがりの保湿はできるだけ早めに。
2, 保湿
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・自分の肌に合ったものを使う
・化粧水や乳液はケチケチせず、たっぷり使う
・「敏感肌用」「オーガニック」を過信しない
・アルコール、香料、着色料など商品情報をチェック
アロマ成分配合や香りのいいものは癒し効果がありますが、成分は強いことが多いです。
オーガニックコスメも、サンプルで試すなど使ってみないと肌に合っているかはわかりません。
しかし化粧水がピリッとしたり、しみる=肌に合っていないというわけではなく、使い方や肌のコンディションが問題のときもあります。
頻繁にスキンケア用品を変えると成分が合わなかったのか、肌が荒れていたのかそれもわからなくなってしまいます。
今までコットンで拭き取るように化粧水をつけたり、叩くようにつけていた人は、パックして使うようにするなどコットンの使い方も肌が荒れているときは普段と変えてみましょう。
3, 食事
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・たんぱく質・・肌のターンオーバーを促す
・ビタミンA・・肌に潤いを与える
・ビタミンB・・肌のターンオーバーに必要な栄養素
・ビタミンC・・肌の細胞老化の原因となる活性酸素を除去する
・ビタミンE・・新陳代謝をよくする
・亜鉛・・肌、紙、爪の健康に必要な栄養素
野菜やフルーツをあまり食べず、甘いものやお菓子ばかり食べていると肌のかゆみが強くなると言われています。
甘いものやアルコール、炭水化物の過剰摂取やストレスは肌に大切なビタミンを多く消費してしまうからです。
特にビタミンBが大量に消費されます。
偏食せず、バランスのいい食事は健康な肌をつくるために重要ですが、毎日続けるのが難しい人はサプリメントで補うことも効果的ですよ。
4, 衣類
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・服のタグは気になるなら切ってしまう
・フリースやセーターの下に綿やシルクなど肌触りのいいものを着る
・寝具やタオルも低刺激のものを選ぶ
衣類によっては肌の刺激になり、かゆくなることがあります。
しかし綿100%だから大丈夫というわけでもなく、洗剤(漂白剤)や柔軟剤が肌に合っていないときもあるのでそちらもチェックしてみてください。
寝具やタオルも同じで、肌に直接触れるものの素材はとっても重要。
「毛布が首に触れるとかゆい!」など何か気になることがあれば使い方を変えるなど工夫も必要です。
5, 清潔を保つ
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・汗や汚れはきちんと落とす
・爪を伸ばさない
・どんなに眠い日もメイクだけは絶対に落とす
汗をかいたらタオルで拭いたり、運動したあとは着替えたりして清潔な服で過ごしましょう。
そして爪を伸ばすことは、肌の乾燥に直接は関係ないんですが寝ている間に掻きむしったり、ちょっとしたことでも肌を傷つけやすくなります。
また爪を伸ばしていると、爪の間に汚れや菌も溜まりやすいので、そんな手で洗顔したり、メイクするのは当然肌には良くありません。
メイクを落としてから寝る・・これは当たり前のことなんですが、どうしても睡魔に負けてしまう日もありますよね。
きちんとクレンジングと洗顔するのがベストですが、どうしても眠い場合はメイク落としシートを使いましょう。落とさないで寝るよりはマシです。
まとめ
かゆみの原因と対策をご紹介しましたが、いかがでしたか?
保湿だけが乾燥から肌を守るというわけではないんですね。
かゆみがひどい場合は病院に行くことをオススメしますが、応急処置として濡れタオルや保冷剤で冷やすのも効果があります。
かゆみの原因であるヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン剤も有効です。