階段の昇り降りが予想以上の運動効果!
休みの日にまとめて運動したり、月に数回ジムに行ったりするより、とにかく毎日体を動かすほうが運動効果が大きく、健康維持につながります。
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ところで、普段から階段は使ってますか?
ついエスカレーターやエレベーターに頼りがちですが、駅や職場、学校など2〜3階くらいの上下階の移動はできれば階段を使いましょう!
というのは、階段を使うことで体に嬉しい効果がたくさんあるからです。
1, もちろんダイエットに効果あり
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効果的に脂肪を燃焼するには、腹筋や腕立てなどの筋トレより下半身の筋肉強化が効くので、まさに階段の上り下りは、ダイエットにうってつけなのです♪
例えば通勤や買い物のときは必ず階段を使うようにするなど、毎日のある時間や場所だけは階段を積極的に使ってみてください。
なんと、これだけで30〜40kcl(10分間のウォーキングに匹敵する消費カロリー)も消費できちゃいます!
2, ジム並みのエネルギー消費量
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階段を上るときの運動量は平らな道を歩くときの約3倍にもなります。
ジョギングとほぼ同じエネルギーを消費することになるので、運動不足の人にピッタリですよね。
3,脚痩せに効果的♡
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階段を使うと脚に筋肉がついて太くなりそうですが大丈夫!
一日数分〜数十分の運動なので筋肉でムキムキになることは、ほぼ無いでしょう。
下半身太りになる原因のほとんどが脚の筋力が衰えることで脂肪や老廃物を溜め込もうとすることにあります。
それが階段を使うことで解消されるため、脚がスッキリしますよ。
4, 心肺機能を強化
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普通に歩くときと比べて、階段を使うときのほうが心拍数は上がります。
このとき体はより多くの酸素を体内に運ぼうとしているので、自然と心臓や肺の働きを高めることができます。
心臓や肺の動きが高まると、全身の血の巡りが活発に♪
毎日続けていくことで、体内により多くの酸素を取り込めるようになります。
これによって運動エネルギー量が増えますので、徐々に階段の上がり下りが楽に感じられるようになるでしょう。
5, 体の柔軟性が増す
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階段を使うことは適度な運動量で継続してできるので筋肉がほぐれて柔軟性がアップします。
また腰痛の原因の一つに下半身の筋肉機能の低下が考えられます。
筋肉量が少ない下半身をかばおうと腰の筋肉に負担が増えるからです。
階段を毎日意識的に使うだけでも腰痛解消に繋がるのです。
階段を下りるときの運動効果は?
階段を下りるのって上りに比べると、息も切れないし少し楽ですよね。
ということは、運動効果はイマイチ?と考えてしまいそうですが、そんなことはありません。
しかし、階段を下りるときは体重の約4~5倍の負荷が下半身にかかるといわれています。
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その負荷がかかった状態で、体重を支えるために体にブレーキをかけながら下りていることになるので、階段の下りの効果もあなどれません!
できるだけ膝をやわらかく使って、バタバタと音を立てて下りないようにしましょう。
でも姿勢に注意!
猫背やスマホを見ながら、ポケットに手を入れて・・など姿勢が悪いとせっかく階段を使っても効果はイマイチ。
良い姿勢をキープすることが大切です!
ポイントは、
・背筋を伸ばす
・正面を向く
・足裏全体を地面につける
・膝をしっかり上げる
・後ろ足で押し出すように前へ体重移動
正しい姿勢をキープすることで消費カロリーがよりアップし、ヒップアップも期待できますよ♡
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運動不足の人にはもちろん、年齢や体質的に激しい運動はできないという人も階段なら続けやすいですよね。
ただし、やり過ぎは膝を傷める可能性があるのでご注意を。
まずは、1階から3階ほどの移動や、駅などできる範囲から始めてみましょう。