汚れが溜まってちょっと臭う・・おへそを正しくケア

へそごまを無理やり取るのはNG!正しいケアでおへそをスッキリ清潔に♪

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へそごまは取ってはいけない!?

photo by Pinterest

もうすぐ夏到来!露出も増え、水着を着る機会も増えますよね。
そんなときに注意したいのがおへそ。
おへそに黒く茶色い汚れ、いわゆる「へそごま」が溜まってはいませんか?
あまり放置しておくと、おへその周りの皮膚自体が固くなってカサブタみたいになってしまいますし、嫌なニオイも発生します。

とは言え、「へそごまは取ったらいけない!」、「おへそはいじっちゃダメ!」などと聞いたことがある人もいるでしょう。
これも間違ってはいないのですが、先に言っておくと、おへそは定期的に掃除すべきなのです!

へそごまはなぜ溜まる?

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そもそも「へそごま」とは何なのか?
それは体の垢、皮脂、汗、毛、石けんカスなどが混ざったもの。
これらがおへそに溜まり、毎日のお風呂でも洗い流されないことで増えていき、固まったものが「へそごま」なのです。
体の汚れが蓄積されたものなので当然不潔ですし不要です。
そして驚くべきことに、へそごまに含まれる細菌の数はトイレの4000倍以上!

細菌と言っても体に無害なものが大多数なので、「トイレの4000倍汚い!」というわけではないのですが、体にとって有害な菌が含まれていることもあるので、おへそのケアはとっても大切なのです。

少し話を戻しますが、体に不要なへそごまを取ってはダメ!という意見があるのでしょう?
それは、おへそを刺激するとお腹が痛くなったり、気持ち悪く感じることがあるからです。
というのも、おへその皮膚は薄いのでとってもデリケート。
そしてそのすぐ下が内蔵なので、刺激が内部の神経にまで直接伝わってしまうので痛くなりやすいのです。

なので、指や爪で無理やり汚れを取る・・なんてことは絶対にやめましょう!
では正しいケアとは一体どうすればいいのでしょう?

正しいケアの方法
その① オイル編

ベビーオイルをたっぷりと染み込ませた綿棒でおへそをクルクルと回しながら掃除。
オリーブオイルや馬油もオススメで、オイルには汚れを浮き上がらせる効果があるのです。

体についたオイルは服につかないように、洗い流すか拭きとって下さいね。
オイル自体は保湿にも優れているので、そのまま体に塗ってケアしてもOKですよ。

その② お風呂あがり編

お風呂あがりでふやけて柔らかくなったへそごまは取れやすい!
綿棒や、すぐ汚れが取れるときはガーゼやタオルで拭きとってみてください。

その③ しつこい汚れ編

「へそごまがカサブタみたいになって、ふやかしても綺麗にならない!」
そんな人はオロナイン軟膏クレンジングクリームなどをお風呂あがりにたっぷり塗ってから寝ましょう。
朝起きて、ベビーオイルをつけた綿棒で掃除してみてください。

お風呂あがりのふやけた状態に、さらにクリームを塗っているので、長年放置していた固いへそごまもきれいになるはず!

軟膏を塗ったあとは、ラップや絆創膏でおへそを蓋してくださいね。

こんな人は要注意!へそごまが溜まりやすい人

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へそごまが溜まりやすい人もいて、

・男性、高齢者
・へそ周りの毛が濃い
・へその穴が深い
・太っていてお腹周りに脂肪がついている人


これに当てはまる人はマメに掃除することをオススメします。
あまりに汚れが溜まると臍石(さいせき)といって、へそごまが石のように固くなり皮膚にひっついて自分では取れなくなります。
自分で無理やり取るのは激痛が走ったり、皮膚が傷ついたりと大変危険です。
カチカチに固まったへそごまは皮膚科で取ってもらいましょう。

また、おへその掃除は月1回くらいが目安です。



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