新しく買った服洗う?そのまま着る?
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皆さんは買ったばかりの服、洗ってから着ますか?そのまま着ますか?
「誰が試着したかも、触ったかもわからないんだから絶対に洗う!」という洗う派、「新しい服のパリッとした着心地が好き、洗うと服がよれちゃう」という洗わない派。
どちらの意見も頷けますが、実はどんな状態で売られていても、新しい服は絶対に一度洗濯することをオススメします。
というのも、
①他人が試着したときについたシラミなどが伝染る
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ちょっと大袈裟なのでは?と思ったあなた。実はこれ実際にあったケースなんです。
しかもシラミは、自然素材を使った衣類のほうが付着してからも長い時間生き残っているそうです。
ということは、普段からいくら肌のことを考えて、素材で着るものを選んでいても肌にやさしい素材の服のほうがシラミがいる確率が高いなんて・・、ショックですね。
シラミに限らず、皮膚病などの菌も付着している可能性があるので要注意です。
②自然素材でも関係なく薬漬け
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他にも自然素材の衣類には注意したいことがあります。
肌にやさしい綿も、ものによっては殺虫剤を使って育てたもの、また大量の化学肥料を使って量産していることもあります。
製品化されたときには残留農薬はほぼ無いと言われていますが、それは農薬が残らないように大量の薬品で洗い落としているから・・。
自然素材とは言っても加工されたものなので、意外と薬漬けだったんですね。
そういう薬品による肌荒れやアレルギー反応が出るのを防ぐためにも洗濯は、必要不可欠なのです。
でも、自然素材にこだわりはないし、通販の商品なら誰も試着してないし清潔なのでは?と思ったあなた。
実は通販の商品のように店頭に並んでいない商品でも、洗ったほうがいいんです!
③製作(縫製工場)の段階が一番不衛生?
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服は売り物とは言っても、食品ではないため工場や作業員の衛生面に関してはそんなに厳しくありません。
そして海外の縫製工場は、日本ほど品質管理にうるさくありません。
工場はホコリだらけで土足のところも。
そんなところに商品や原反をそのまま置いている場合もあります。
製作の裏側を見ると、潔癖症の人はもう買い物できないかも?
④商品の保管状態も良くない
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倉庫で保管されている商品。倉庫にはいろんな生き物が潜んでいます。
倉庫内で働く人が、しょっちゅう体が痒くなるほどだそうです。
そして段ボールには虫やダニがつきやすいと、よく言われますよね。
もともと不衛生な倉庫内で、ダニが多く潜みやすい段ボールの中で保管されている商品・・。
商品よっては何年も倉庫で眠っていたものだってあります。
特にセール品なんかはそうかもしれません。
安くゲットできた!と喜んでいた服も、目に見えないだけでとんでもない数の虫やダニがいるんです。
⑤服が汗を吸い取ってくれない
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新品の服には洗濯のりがついているので、汗の吸着性が良くありません。
洗濯のりがついていることで、あの新品の服特有のパリッと感があるわけなんですが、やはり汗を吸わない服は着心地が不快かと思うので、洗濯して汗をしっかり吸収できるようにしておきましょう。
それでも洗えないor洗いたくない服もある
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でも中には、デニムやジャケット、帽子、ファーやドレスなど簡単には洗えないもの、洗うと色落ちや型崩れが気になるものもありますよね。
そういうものや、買ってからすぐ着る(洗濯する暇が無かった)服は、天日干しして日光消毒しましょう。
肌に触れる部分を太陽に当てるほうがいいので、裏返して干してくださいね。
いかがでしたか?
潔癖症でなくても、これからは絶対に買ってきた服を洗うようにしたいですね。
また自分は大丈夫でも、赤ちゃんや小さな子どもの服は絶対に洗濯してから着させてくださいね。
子どもは大人より皮膚が弱いので、皮膚がかぶれたり、アレルギー反応が出やすくなります。
せっかくの新しい服。一手間加えて、気持ちよく着たいですね。